2回目の留学にしてもまだあるカルチャーショック、そして素敵な出会い〔体験談〕
こんにちは、エリカです!
私は学生時代に交換留学1年、そして社会人になってからも転職の間の期間を利用して短期留学を実現させました。
実現させるなんてたいそうな表現をしてしまいましたが、計画的に転職を試みて次の仕事をする前の約3ヶ月間を留学にあてました。
つまり社会人になって、2度目の留学を経験した私です。
外資の企業で働いてた経験、
海外赴任の経験、
があるので仕事上で海外の方と働く機会も多く、私自身それほどカルチャーショックを受ける方ではないと思います。
しかし、ビジネス上と学生生活とはまた違う良い意味でのカルチャーショックを2度目の留学で経験しました。
留学先での学生生活はプライベートな時間を過ごすことが多く、職場とは違い「友達」になります。
当たり前のことですが、その感覚が私にとっては新鮮でした。
「この感じ、大学生の時の交換留学ぶりだな〜」と思いました。
そんなこんなで私が、経験したいい意味での「カルチャーショック」を共有します!
どれも微笑ましくて、私にとっては愛おしい思い出です。
「パスタは健康なダイエット食品よ!」と言い張るイタリア人の友達
→ クラスメイトのほぼ全員からこの意見を否定されていましたが、イタリア人の彼女は引き下がりませんでした。
「パスタは炭水化物だから太るだろう。ダイエット食品なわけないぜ。」と、攻撃を食らう彼女。
彼女自身はイタリアからパスタを15キロ持参して、毎日パスタ食べていました。
そんな彼女が私にはとても愛おしかった。
「わかるよー私も米は日本産が一番だと思ってるからねー」と私がいうと、
「でしょでしょ!!イタリアのパスタは一番だし、ダイエットにいいの!!」
と言っていました。
うーんダイエットの時は、パスタって食べちゃダメだよね。と思いつつ、、笑
そこは黙ってあげました。
レズビアンで男は恋愛対象外と言っていたのに、ボーイフレンドが出来たドイツ人の友達
→ ドイツ人の彼女とは今でも親交が深く、現地でもよく恋愛話をしていました。
今も手紙をよく描いてくれます。
そんな彼女ですが、レズビアンだと主張していたけど、留学終了後に、「彼氏ができたよ、エリカ!」と連絡が。
「あれ、男は恋愛対象外って言ってなかった?」と多少戸惑いましたが、ただ男性と付き合った経験が、今までなかっただけなのかな。
彼女が幸せならそれでよし。
すべてをかけて現地で医者の就職を目指してやってきたチェコ人の友達
→ 医師免許は母国チェコで取得し、留学と同時に全ての荷造りをしてスウェーデンにやってきた彼。
何もかもゼロの状態です。
私にはその事実が衝撃でした。
さらに驚くのは、彼の語学力の向上スピード。
私よりスウェーデン語を話せなかった彼が、ぐいぐい追い上げ卒業時には上のクラスへ飛び級して、一番上のクラスへ。
あっぱれです。
今彼が医者として、スウェーデンで働いているのかどうか私は知りません。
でも彼の人生すべてをかけてやってきた、その覚悟は本当にかっこいいものでした。
カルチャーショックと同時に、心からいい出会いをしたなと感謝するばかりです。
音信不通になってしまわないように、仲良くしてくれたイタリア人の彼女とドイツ人の彼女たちの関係は大切にしていきたいと思っています。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!