文化の違い?留学先でワキがナチュラルな状態のノースリーブ女子に出会った。
こんばんは、エリカです!
私が留学中に衝撃を受けた文化の違いのひとつ。。
それは、ドイツ人とイタリア人のお友達と、街の公園にピクニックに出かけた時のことです。
ノースリーブ女子のワキがナチュラルな状態だった!!
日本では、脱毛ブームがすでに始まっていた10年前の話です。
2人ともノースリーブを着ていたのですが、2人ともワキの毛がナチュラルな状態であったのです。
正直、初めての感覚でかなり衝撃的でした。
私自身、『女性はムダ毛がなく、ツルツルな肌が美しい。』という日本の感覚を持っていましたし、まして脇は一番毛があってはいけないもの!
という概念があったので。
「え?なんでなんで?」
「これは私が日本人だからなのか?」
「ん?み間違い?」
と一瞬で頭の中をグルグルといろんな思考がめまぐるしく、回転しました。
しかし、この日に限らず毎日彼女たちはナチュラルな状態をキープしていました。
「処理し忘れた」というレベルではなく、長い間伸ばしっぱなしで、もはや「ボーボー」といった状態。
そして最初は聞けなかったけど、イタリア人の彼女と出会って数ヶ月後のことです。
思い切って2人きりになった時に聞いてみました。
- 気を悪くしないで聞いてほしい。
- どういった思想のもとでやっているのか興味がある。
- 日本人の私の感覚が時代と遅れているのか気になる。
- 文化の違いなのかを知りたい。
以上のことを丁寧に伝えた上で、真剣に質問しました。
すると彼女は、気を悪くするどころか丁寧に答えてくれました。
『男性は体毛を生えっぱなしにしていても文句を言われないよね。
それなのに、女性だからって、ワキの毛やすね毛を完璧に処理しなければならないのはどうしてだと思う?』と。
私にはこの答えが衝撃的でした。
彼女はさらに続けて、
『ステレオタイプを押しつけられるのは間違っている。』と。
彼女は男女平等推進派の意見を持っている一人だったのです。
この意見はおそらく、当時日本にいては聞く機会がほぼなかっただろうと思います。
今でこそ、ハリウッドセレブがフェミニズム運動の一つでこのようなことをしているのをニュースでも目にします。
しかし、10年前にすでにこの感覚を身につけて行動をしていた彼女は本当にすごいと感じます。
「ステレオタイプ」とは何かを、考えさせられた衝撃の出会いでした。
私の固定概念を覆してくれた、彼女に私は感謝しています。
最後までお付合いいただき、ありがとうございました!