留学から帰国して、就活フォーラムでショックを受けた話。〔体験談〕
こんにちは、エリカです!
私は大学生の頃、北欧へ1年間交換留学をしました。
その帰国日程は、8月に都内で開催される就職フォーラムに参加できるよう、スケジュールを組んで帰国日を決定しました。
つまり、帰国後すぐ、2日後に就職フォーラムが待っていました。
幕張メッセで行われていた大規模な就職フォーラムで、大企業から中小企業まで200社近くの企業が、各社ブースを設けるようなものです。
就活の経験がある方は、参加したことのある方も多いはずです。
まだ就活されていない方は、多くの大学が集まってブース形式で行う、大学説明会のようなイメージです。
各社興味のある企業を自分の好きなように周り、人事部の方へお話を聞いたり、中小企業は社長自ら、説明会へいらしている会社もありました。
そして私は、ある程度目星はつけていましたが、自分の興味のある業界は、すべて話を聞くくらいの気持ちで参加したわけです。
その就職フォーラムで私が特に印象にのこり、同時にショックを受けた話がりあました。
それはある中小企業の方々とお話しした時のこと。
- 女性は海外出張にいけない
- 女性は海外赴任できない
- 仕事後の接待では、女性がマストで参加すること
これらを聞いたとき、未だにそんな企業が存在するのか?!とかなり驚きました。
それらの企業は、治安の問題から海外出張や海外赴任を、女性にさせることを控えている。
との理由でした。
確かに国によってはその理由は理解できますよ。
女性へのレイプ被害の多い国や、安全性が確保できない国などもあります。
実際私もヨーロッパや、アフリカ大陸、中東など数多くの国へ仕事で出張で行かせてもらい、日本ほど治安のいい国はないと感じました。
しかし、そのお話を聞いた企業の派遣先国は、数も多く、その国々の中にはドイツやイギリスなども含まれており、特段治安が悪い!という国々ではないという印象でした。
なのに、はっきりと人事部の方は「同じ職種であっても女性は出張へ行く機会はない。行くことができない。」と言いました。
これはキャリアアップしたい気持ちが強かった私にとってはとても残念でした。
あれから約10年経った今でも、日本の就職において、納得できない理由で職務を分けられたり、理不尽に権利を与えられないことってあるんだと思います。
昨日の話ではありませんが、もっとステレオタイプなく多様性に富んだ考え方を持つ人々が、増えればいいなと思います。
自分も含め、常識を良い意味で疑う心を大事にしたいと感じます。
今日も最後までご覧頂き、ありがとうございました!