〔私の体験談その1〕今更聞けない話。LGBTについて
こんにちは!貧乏金なし学なし母子家庭育ち、今も人生サバイバル中のエリカです。
以前、『留学やワーホリ出発前に学んでおくべき3つのトピック』をお伝えいたしました。(読んでいただいた方、ありがとうございます!)↓
その中で、LGBTの話について軽く触れました。
今日はGendar Studies(ジェンダー研究)を第3メジャーとして履修していた私がもう少し詳しく、LGBTについてお話ししたいと思います。
今日のお話は、このような方に読んでいただきたいです。
目次
トムとの出会い、そしてGendar Studiesとの出会い
私の友人トムについて
私が日本で通っていた大学には”留学生パートナーシステム”という登録制のシステムがありました。
日本に来ている留学生とパートナーを組み、日本人は日本語を留学生に教えてあげたり、留学生は日本人に英語を教えてあげたりするというものです。
私はそのシステムに登録して、少しでも英会話力を向上させようとしていました。
私の留学生パートナーはアメリカ人のトム!
トムのイメージ
(ララランドのライアン・トーマス・ゴズリング似の結構なイケメン)
ある日、トムと大学の中庭でコーヒーを飲みながらいつも通り私は英語を教えてもらい、トムは私に日本語の宿題の質問をしていました。
トムが私に、「僕はアメリカにパートナーを残してきた。彼とはカリフォルニアで一緒に住んでいるよ。」と私に話してくれました。
最初は正直、私の英語の聞きまちがいかと思ったのですが、ちゃんと聞き返しました。
「パートナーは男性なの?」と。
私は日本生まれ日本育ち関西出身の、THE日本人。
正直、私の周りには今までゲイのお友達はいませんでした。
いや、いたのかもしれませんが、私にカミングアウトしてくれた友達はいませんでした。
トムにどう思われるのか、内心不安な気持ちはありましたが、私は素直にトムに話しました。
「私の周りには今までゲイだという人はいなかったし、その話をしてくれる友達もいなかったから、知識がない。」と。
するとトムは、「僕でよければなんでも話すよ。」と真剣な眼差しで言ってくれました。
Gendar Studies(ジェンダー研究)との出会い
忘れもしない、その話をした日の夜、なんだかいてもたってもいられなくて、私はネットで色々情報を調べました。
当時(約10年前)は、今ほど正しい情報がネット上になかったのが事実です。
何が真実か、もっと理解を深めたくて、翌日私は自分の大学の図書館へ足を運びました。
驚いたことに、全く文献がない!
大学の図書館なのに、日本語で私が探した文献はたったの2冊。
しかも、当たり障りのないことしか書かれておらず内容にピンときませんでした。
当時から英語が堪能であれば、もう少し文献もあったのかもしれませんが‥
留学の前の私は日本語でも知らないことを英語で読んで理解できるほど英語堪能ではありませんでした。
そして、私はふと、私の大学にGendar Studiesを研究するのアメリカ人教授がいることを思い出しました。
その教授は日本語も堪能だったので、これはいい機会だ!と早速教授にメールをしてアポをとりました。
アポを取った私は、教授の研究室で話をする機会を設けてもらいました。
図書館に行ったが、
納得する日本語の文献が見つからなかったこと、
自分の英語力に自信がなく英語の文献も理解できないと思ったこと、
Gendar Studiesについて興味があること
を必死で説明しました。
すると教授「私の授業を取りなさい。英語だけど君でもわかる。そもそも、LGBTについては語学の問題関係なく、理解していない人の方が多いよ。」と。
そうして、私は英語で開講されている教授のGendar Studiesを履修することになったのです。
LGBTってなに?
LGBTの話
LGBTとは、
Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)
Gay(ゲイ、男性同性愛者)
Transgender(トランスジェンダー、性別越境者)
の頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称のひとつです。*1
次回に続く‥
最後まで読んでいただきありがとうございます!
*1:tokyorainbowpride.com