〔私の体験談その3〕今更聞けない話。LGBTについて
こんにちは!貧乏金なし学なし母子家庭育ち、今も人生サバイバル中のエリカです。
今日は昨日に引き続きLGBTのお話をしたいと思います。
『〔私の体験談その2〕今更聞けない話。LGBTについて』はこちら↓
今日はGendar Studies(ジェンダー研究)を第3メジャーとして勉強していた私がもう少し詳しく、LGBTについてお話ししたいと思います。
今日のお話は、このような方に読んでいただきたいです。
目次
知っておいて欲しいLGBTのこと その2
これまで私のとの出会トムとの話や、Gender Studies (ジェンダー研究) との出会いについてお話ししました。
私は友人トムと出会い、Gender Studies (ジェンダー研究)のことをもっと深く理解したいと思いました。
当時(10年前)大学生1年生だった私は、今までLGBTについて教育されてこなかった日本の現状に驚くとともにがっかりしました。
(今では、私が義務教育を受けていた頃よりも、日本でも学ぶ機会が増えてきているとは思いますが)
当時の私は、LGBTという言葉も聞いたことがなく、なんのことなのかもさっぱりでした。
こんなに発展している日本なのに、LGBTへの理解に世界とのギャップを感じました。
トムは優しく真摯に私の気持ちを受け止めてくれ、「僕でよければなんでも質問してくれ。」と言ってくれました。
私はそこから、Gender Studies (ジェンダー研究)を第三メジャーとして勉強することに決めました。
当時通っていた日本の大学でも、留学先の大学でもGender Studies (ジェンダー研究)を学びました。
今日は昨日に引き続き、さらに知っておいて欲しいことを深めたいと思います。
LGBTってなに?
LGBTとは、
Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)
Gay(ゲイ、男性同性愛者)
Transgender(トランスジェンダー、性別越境者)
の頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称のひとつです。*1
とお伝えいたしました。
しかし、LGBTだけではくくれないセクシャリティも存在します。
LGBTだけではくくれないセクシャリティについて
昨日お話しにも、セクシャリティーについて、「LGBTの人」と「そうでない人」とはっきり分けるのではなく、グラデーションになっているのです。
と説明しましたよね。
個人的は、そもそもカテゴライスすること自体に疑問を持っています。
しかし、わかりやすく説明したり学問として、Gender Studies (ジェンダー研究) を勉強していた身としてはカテゴリーに分けることは避けれません。
Xジェンダー
「心の性」が男性、女性のどちらかに規定できない/しない人々のこと。
Aセクシュアル(無性愛者)
「好きになる性」をもたない人々のこと。
ノンセクシュアル(非性愛者)
恋愛感情を持っても性的欲求を抱かない人々のこと。
パンセクシュアル
「好きになる性」が性別にとらわれない人々のこと。
トランスヴェスタイト/クロスドレッサー
異性の服装を好んで着る人々のこと。
身体の性について
インターセックス(性分化疾患)
身体の性の発達が先天的に非定型的である状態で、その大多数は男性・女性で、セクシュアル・マイノリティではありません。
ですがもちろん、性分化疾患・インターセックスの状態を持つ人の中にも、セクシュアル・マイノリティの人がいます。
私がGender Studies を学んで感じたこと
Gender Studies (ジェンダー研究) を学ぶ日本人学生と交流する機会を持ったことがないので、 実際他の人が私と同じことを感じているのか聞いてみたいことでもあるのですが‥
日本でも海外でも、国を問わず私がGender Studies (ジェンダー研究) を勉強しているとわかると、みんなオープンに話してくれるようになりました。
例えば、日本の大学のAちゃんはXジェンダーであることを私に打ち明けてくれました。
Aちゃんとの出会いは、日本の大学の授業だったのですが、どこかで私がGender Studies を勉強していると聞き、私たちは結果として良い友達となりました。
Aちゃん自身は自分がXジェンダーであることは、日本では隠していたようです。
Aちゃんも留学に行ってたので、留学先ではオープンになれたと言っていました。
その他にも、バイセクシャルのBくんとでの出会いもありました。
Bくんの場合、前にお付き合いしていたのは男性、当時お付き合いしていたのは女性でした。
私はトムとの出会いを通して、今まで日本の義務教育だけでは理解することのなかった
Gender Studies (ジェンダー研究)とも出会うことになりました。
まだまだ私自身理解していないことの方が多いと思いますが、自分が知識のなかったことを知ることができた、きっかけをくれたトムに心から感謝しています。
似てるからもう一回。写真↓笑
ありがとう、トム。
最後まで読んでいただきありがとうございます!