私が留学中に一番辛いと感じたこと【経験談】
貧乏金なし学なし、今も人生サバイバル中のエリカです。
先日、留学前の大学の後輩から悩み相談をうけました。
- 留学中に一番辛かったことってなんですか?
- 留学中一人で泣いたりしましたか?
- もう日本に帰りたいって思ったりしましたか? by 大学の後輩
と、彼女はめちゃくちゃ留学前ブルーで、いつになく不安そうでした。
そんな彼女に会った後、私も 留学していた頃の日記を取り出し、自分が留学当時どんな気持ちだったのかもう一度見つめ直してみました。
正直、長期留学から帰国したら辛かった記憶ってすごく薄くなっています。
でも、意外と多くの方が悩んでいるトピックなの!?
ということに気付いたので、今日は少し恥ずかしいような気もしますが、
についてお届けします。
この記事を読み終えたら、留学に対する理解が深まって自分の中で気持ちの整理ができていれば嬉しいです。
留学中に一番辛かったこと
私は、長期留学と短期留学2度、北欧への留学を経験しています。
1年間留学したのが、初めての海外長期滞在でした。
日本生まれ日本育ちの私は、それまでは全く海外生活とは縁がなく、飛行機で10時間以上かけて何処かに行くなんて初めて。
そんな私が留学中に一番辛かったこと‥
それは言葉の壁でした。
日本生まれ日本育ちであれば、言葉の壁にぶつかるということはよくあることでしょう。
北欧に留学していたわけですが、授業は英語でとっていたので授業中の
読み書き、質問、プレゼンテーション、論文、ディスカッション、学期末テスト等
全て英語です。
英語を学びに留学したわけではなく、「英語をツールに学問を学ぶ」というスタイルの交換留学だったので、英語が話せるのが前提でした。(とほほ)
私のような留学生と、現地の学生に混ざり授業を受けていましたが、日本人は私だけなんてこともしばしば。
そして、なんと言ってもみんな英語うますぎ!!!
日常会話程度であれば、さほど問題のない程度まで準備してから留学に挑みました。
しかし、討論や論文ともなれば話は別。
専門用語もめちゃくちゃ出てくる出てくる‥!
当初は明らかに、私がクラスで一番英語が下手でした。
- ディスカッションでは思うように自分の言いたいことが言えない。
- 先生の話が理解できない。
- 課題(論文やプレゼンテーション)を終えるのに死ぬほど時間がかかる。
- プレゼンテーションなどの発表では心臓が飛び出るほど緊張する。
- 何より一番辛いのは、友達が楽しそうに話していることが理解できない。
最初は本当に今まで自分が受けてきた日本の教育を恨みました。
「文法ばっかり勉強しても意味ないやん!」と。
間違えることが恥ずかしくて、声が小さくなり、
『え???なんて??』と友達や先生、クラスメイトに聞き返されるたびに心がおれそうになり(笑)そしてより声が小さくなり‥
(もちろん相手に悪気は全くない。むしろ聞き返してくれるのは優しさ)
「はずかしい!!!」という気持ちだけが強くなり、より消極的になり自己嫌悪。
この打開策は‥
開き直ること。
これしかないのです。
「日本生まれの日本育ちの純ジャパの私は、英語ができなくて当たり前!」
「挑戦しているだけ自分って偉い!」
「(なんなら)みんな日本語喋ってみてよ!文法も発音も全然ちゃうねん!」
「英語と日本語ではそもそもの語源がちゃうねん!」
「目の前のこの人に、『何言ってるんこの日本人』って思われても世界の人口を考えたら(笑)とんでもなく小さい次元の恥や!」
なんか開き直ると、本当に楽になります。
余計なプライドや恥は成長を邪魔するだけです。
具体的な行動としては、
- 「私は英語があんまりまだ得意じゃないから、少しゆっくり喋ってくれる?」と素直に話すこと。
素直になることで、かなり自分も楽になるし、相手も(心なしか?)優しくゆっくり話してくれます。
- 相手の目をしっかり見て、話を聞く・伝えること。
私は留学前、日本語を話す時はそれほど意識していませんでした。
しかし英語を話すようになり、目を見ることはかなり海外では意識されており大事なコミュニケーションだと強く感じるようになりました。
「私はあなたと話しています。・話を聞いています。」という強いノンバーバルコミュニケーションになります。
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息抜きも大事
頑張りすぎては、長続きしません。
何より、心底疲れてしまいます。
言語はとにかく長期戦なので、長く続けることが大事です。
私はとにかく、留学中はずっと日本語を話しておらず日本語が恋しかったです。
日本にいると、洋楽や海外ドラマばかり観ていましたが、留学中はその真逆でした。
少し恥ずかしいですが(笑)私は、このような方法で息抜きをしていました。
- 日本の歌を聞いて思いっきり熱唱する、一人カラオケをする。
- 吉本新喜劇をみて思いっきりツッコミを入れる、大爆笑する。
- 日本のドラマをみて一人ごとをつぶやく。主人公になりきる。(⇦これは必要かわかりませんが。)
このように一人でひそかに?すぐにいつでも、息抜きをできる方法を見つけましょう。
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まとめ
留学は人生の中でも大きな決断であり、人生のターニングポイントになることが多い機会です。
私は今自分の留学生活を振り返ると、『苦しい時』『悩んでいる時』『もう帰りたい!』『辛い』と思っている時ほど、成長するのに必要な時間だった。と感じます。
余計なプライドや恥を捨てて、開き直ること。
悩んだり辛いときは、 日本語に浸り息抜きをすること。
辛い時ほど、自分が成長するのに必要な時間だと認識すること。
いかがでしたか。
この記事を読み終、スッキリその悩みが解決していただけたでしょうか?
色々と辛く、日本に帰りたい!と思う時期もありますが、是非この記事を参考にしていただければ嬉しいです。