貧乏エリカの留学体験記

留学は無理!と言われた、貧乏学なしの私の、留学前・留学中・留学後・就職後の節約術、勉強法、体験談などを綴るブログ。留学やワーホリなど海外生活に興味のある方へお届けします。

個性がないと悩んでいた留学前の自分に伝えたいこと

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こんにちは!

みなさんは何か没頭できるような、趣味や好きなことなどはありますか?

私は正直、そこまで没頭できることはありません。

留学前からそれを少しずつ探し続けて今に至るような気がします。

留学先に北欧を選んだのも、色々理由はありますが、1つの理由は当時はまだ全然流行ってもおらず、それほど知られていなかった北欧諸国に行き、他の人とは違う経験をしたかったからということもあります。

個性のない自分に、他の人が経験していないことを経験して、少しでも糧にしたいと思いました。

今とはなってはすっかり旅行先としても人気の北欧、そして日本でも北欧雑貨、北欧家具、そして北欧インテリアなど。

たくさん耳にする「北欧」ですが、当時(約10年前)は「それどこやっけ?」という方も多かったです。

 

好きなことを仕事にする。

好きなことをして生きていく。

 

など、何かと日本では最近「好きなこと」というフレーズを耳にします。

私の場合は大学生の留学前は特に、その

「好きなこと」が見つからず悩んだ時期もありました。

ふと、他の友達を見ると私の周りは好きなことや趣味がハッキリしている人が多くて、「自分ってなんて意志がないんやろー」と嫌になっていました。

そして、ずっと「平均人間」だと思って生きています。

学業もスポーツも特にズバ抜けて出来る訳ではなく、かといってまぁぁあたくできない訳でもなく、全部中央値というところです。

 

そして、私が実際に北欧に留学して感じること、それは

留学したこと≠自分の個性になる

ということです。

留学したこと自体が自分の個性になるわけではありません。

留学することは、「留学したこと」という事実が残るだけで、留学したからと言って、すぐに個性が身につく分けではありません。

 

私は今10年前の悩んでる自分に会ったら伝えたいことがあります。

それは、「とにかく小さな目標でいいから、それを1つ1つ確実なこなせ」ということです。

ありきたりだけど、今振り返るとそれが今の自分につながっていると思うからです。

留学に行ったこと自体は私の個性ではないと思います。

むしろそのあとの方が大事で、それをいかに次につながることができるかだと思います。

例えば私の場合、仕事面では新卒で入った会社で最初の1.2年は語学がまったく活かされることはありませんでした。

​しかし、語学が活かされない経験を経て後に、海外出張や海外の方との会議も増え何かと今となっては活かされているように思います。

語学に限らず、北欧での留学を経てスウェーデン語を学び始めたことや、​スウェーデンで出会ったコンピューターエンジニアの友達の影響から、今ではIT関係の業務にもつけるようになってきたこと、そして最近では念願の北欧関連の業務にもつけるようになりました。

留学から約10年が経った今、自分の仕事やスキルの元をたどれば北欧留学が原点であったことが多いように思います。

そんな風に、留学の経験が全て繋がっているように実感できるようになるまで約10年かかりました。

なので大学生の頃、個性がないと悩んでいた自分に伝えたいです。

「将来はそんなに悪くないし、一つ一つ目の前のことを確実にこなすことができれば、それが自分の色にかわっていく」と。