留学中に感じた海外と日本の「美的感覚」の違いについて
こんにちは、エリカです!
今日は、私が留学中に感じた「美的感覚」の違いについてお話しします。
正直、私がコンプレックスだと感じていたことを海外では、かなりポジティブに受け止めてくれる傾向がありました。
最初は「え?みんな優しすぎる。お世辞うますぎ。」なんてひねくれて受け取っていた私です。
しかし、海外生活が長くなるにつれ、それは「お世辞ではなく、美的意識の違い」であることに気がつきました。
どおいうことか具体的にお話しします。
自分のコンプレックスについて
まずお恥ずかしながら、留学当時の私の外見のコンプレックスについてお話しします。
コンプレックス①:ぽっちゃり
当時の私は留学中に激太りしたこともあり、身長160cmの体重57kg(思い出しただけでなんか辛い。汗)でした。
そして、学生時代に運動部だったこともあり、筋肉質から肉質が変わり、この体重よりさらにも増してデカく見えていたはずです。
しかし、着やせ効果もあり、周りからぽっちゃりと言われていました。
顔もパンパンだったし(大学生ってこともあったと思いますが)アンパンマンとも言われていました。
母からは、「あんたは安産型や」といわれ良いのか悪いのか、思春期のお年頃には嬉しくない発言を連発されていました。
コンプレックス②:目が小さい
私の目は二重ですが、二重の割には小さめで決して化粧映えするような顔ではありません。
それに加えてぽっちゃりしていたこともあり、より一層当時の私の目は肉で押しつぶされ小さくなっていました。
コンプレックス③:ストレートすぎてパーマが当たらないつまらない髪質
髪は黒くドストレートで、幾度とか試したパーマはまるであたらず、泣くなく断念。
そして、コテで巻いても、雨が降れば即!!ストレート。
「朝テマヒマかけた私の時間を返せ!」と悲しくなります。
コンプレックス④:肌の色が白くない
私は決して色白ではありません。
美白クリームを試したり、日焼け対策を毎年バッチリしても決して女優さん達のような美白に離れません。
コンプレックス⑤:脚が短い(特に膝下)
日本人特有の悩みかもしれませんが、とにかく膝下が短い。
最近の若い人たちは脚が長い人も多く惚れ惚れしてしまいます。
羨ましい限り。
決してそんな美脚ではありません。
美的意識の具体的な違い
私の上記のコンプレックスも踏まえて、留学中に海外で私がカルチャーショックを受けた「美的意識」の違いについてお話しします。
体型
日本人 → モデルさんのような細さに憧れる
白人 → 出るところは出るバランスの取れた曲線美。
「細すぎるより、エリカみたいに曲線がある方が綺麗よ」なんて、素晴らしすぎる褒め言葉に 鼻血が出そうでした。
顔の大きさ
日本人 → モデルさんのような八頭身に憧れる
白人 → 特に何も考えていない
日本人であれば、「顔小さいね!」何て言われると、めちゃくちゃ嬉しいですよね!
「顔が小さくて羨ましい」と友達に言ってもよくキョトンとされ、特に心に刺さっておらず流されることが多かったです。
目の大きさ
日本人 → 大きいぱっちり二重を好む
白人 → 特にこだわりなし
日本人ほど、大きな目に対してこだわりはなく、もの大きさよりもボリュームを重視していて、まつげも金髪のことも多いので、黒いマスカラを塗りボリュームをつける子が多かったです。
しかし、「大きな目」よりは「はっきりと強弱をつける」といった印象でした。
アジア人の切れ長の目が美しいと感じてくれる人も多いようです。
鼻
日本人 → 高い鼻に憧れる
白人 → 小さい・小ぶりな鼻
一度、「鼻が高くてうらやましい」と友達に言うと、発狂されたことがあります。笑
私たち日本人にしてみれば、スーパー褒め言葉ですが、白人の友人には全くもって褒め言葉ではなかったのです。
これが一番カルチャーショックでした。
逆に、「エリカのような小ぶりな鼻が美しい」と言われ予想もしない回答に私は固まってしまいました。
髪
日本人 → 黒髪よりも明るい色がいい / ストレートよりもパーマやウェーブ
白人 → ボリュームのある髪を好む
白人の方の髪は一般的にネコッ毛でボリュームがあまりなく、ペタッとしやすいそうです。
絡まりやすく、うねったり、ボサボサになりやすいようで、ボリュームアップさせる為のシャンプーなどを使用していたりもするほどです。
それに対して日本人の、ボリューム感があって、コシがあり、まっすぐな黒髪ストレートヘアは海外では大人気でした。
「コンプレックスだった髪がこんなに褒めてもらえるなんて!!」と、とても嬉しかったです。
「なんで綺麗な髪の毛なのに、わざわざ染めるの?」と言われたこともあります。
これ、きっと私だけではなくて海外在住の女性にはあるあるですよね?
脚
日本人 → 長くて細い脚に憧れる
白人 → まっすぐな脚が綺麗
日本人は脚の長さと細さだけに美意識が行きがちな気がします。
それに対して、白人は長さというよりもまっすぐで筋肉とのバランスの良い脚が美しいとされていました。
なので、私の脚はまっすぐだと褒めてくれました。(恐れ多い)
肌の色
日本人 → 白い肌を好む
白人 → こんがり焼けた健康的な肌を好む
「そんなになんで肌を白くしたがるの?」「日本人の帽子や日傘はなんのため?」と留学中に聞かれて固まりました。笑
白人の方は、全く日焼けしていない白い肌を「不健康」だと捉える傾向があるようです。
気にしなさすぎて、将来シミだらけになるのはごめんですが、「確かにこんがり焼けた白人さんの肌は健康的でいいなぁ。」と思いました。
まとめ
驚くことに留学中、海外で私のコンプレックスはこのように、ポジティブに変換されました。
- コンプレックス①:ぽっちゃり
→ 出るところが出ていて、曲線美よ!
- コンプレックス②:目が小さい
→ 切れ長のはっきりした目が綺麗。黒いまつげも羨ましい!
- コンプレックス③:ストレートすぎてパーマが当たらないつまらない髪質
→ コシのある、パーマも跳ね除けるツヤツヤの黒髪ストレートは美しい!
- コンプレックス④:肌の色が白くない
→ 健康的!
- コンプレックス⑤:脚が短い(特に膝下)
→ 脚がまっすぐでいい!(長さなんて気にしてないわ!)
ということで、かなりポジティブになったわけです。
まぁ、正直なところ、日本に帰国すると我に返ったわけですが。汗
でも、「美的意識」について視野が広がりました。
最後まで読んでいただきありがとうございます!